ヤマダ電機のポイント活用法と広告戦略

ヤマダ電機の内部事情

ヤマダ電機の平均年齢は非常に若く、20代中盤で管理職に就いていることも珍しくありません。

平均年齢が若いということは、離職率が高いとも言えます。実際、私がヘルパーとしてヤマダ電機に入店していた期間で3名の離職者が出ていました。これは、ヤマダ電機に限らず家電量販店では特に珍しくないことのようです。

 

また、私が勤務していたなかで非常に気になったのが社員同士の横の繋がりです。部署(フロア)ごとの関係は勿論、店内及び同一エリア店舗との交流も不自然なほど活発でした。

個人的に聞き取り調査や分析をしてみたところ、労働時間と休日が不規則なため学生時代の友達などがいなくなっていくようです。逆に退職する社員はプライベートを大切にするタイプのようです。

このように社員同士が密接な関係にある影響か、社内恋愛事情は激しく展開していました。

とある掲示板などに書き込まれている「ヤマダは不倫が文化」というのもあながち嘘ではないようです。

 

ヤマダ電機の社員は、新卒を除き契約社員からスタートします。

その条件は、高卒以上で金融情報機関に事故歴がないことが前提となるようです。

ある程度のキャリア(現場)を積んで筆記試験に合格すると正社員になり、更に上級試験を受けることで、出世(管理職)する仕組みです。

しかし、上級試験に合格してしまうとトコロテン式に管理職になってしまうため、わざと不合格になるように調整する社員もいます。

出世に売上(ノルマ)はほとんど影響しないため、接客態度にムラとバラつきがあるのも納得できます。

ヤマダ電機での値引き交渉

ヤマダ電機は、安売りの文化です。

CMでも他店より1円でも高ければ・・・・と宣伝していますが、その内情は意外とシビアです。

私が勤めていた店舗では、週に2〜3日周辺の家電量販店に競合価格調査に行きます。

その情報を本部にアップし地域ごとのチラシの価格を決定しているようです。

 

しかし、いざ値引き交渉となると社員一人一人にはその権限は与えられておりません。原則としては、仕入価格までなら値引きできるようですが、その交渉にはテクニックと運が必要です。

ヤマダ電機で値引き交渉するには、まず競合店舗の見積もりが必須となります。つまり他店の価格を証明するものが必要になるのです。

そして、交渉する相手を選ばなければなりません。常識的にはフロア長と交渉したいところなのですが、フロア長は基本的に接客は行わず、各社員に指示を出すだけなのです。

そこで、最低限の条件としては積極的に声をかけてくる社員と交渉になります。

まどろっこしいのですが、その社員はPOSを叩き、競合の価格と仕入れ単価を調べます。その後、どこまで値引きできるかフロア長に尋ねる形になります。するとフロア長はヤマダ本部に決済パスワードを申請するので、それが通って初めて交渉成立となるのです。

所要時間にして、軽く30分〜1時間くらいは覚悟した方が良いでしょう。

 

晴れて値引き交渉が成立しても支払方法がクレジットカードの場合、ポイントが2%減算されてしまいます。ポイントを減らしたくない方には、必殺技があるのです。

それが、ヤマダLABIカードの申し込みです。しかも実際に申し込む必要はありません。その場で記入を促されますので、申込書に記入さえすれば投函は個人で行わなければならないので、帰宅後シュレッダーすれば、余計なカードを作らずポイントを減らすこともないのです。

 

ヤマダ電機のリライト型ポイントカードの有効期間は1年なので、買物がなくても近くに寄った際にはポイントマシーンに必ず入れるようにしましょう。新規ポイント追加から更に1年期限が延びます。

 

尚、ここに記載した値引き情報は有効だとは思いますが、全てが正確な情報ではないことだけご了承くださいませ。